レジリエンス:心的外傷後成長できる人
心的外傷後成長は、個人の特質や資質に関与すると考えられています。以下にいくつかの特質が示されていますが、基本的には、絶対に諦めない信念があると、レジリエンスが起きやすくなります。
レジリエンス(回復力): レジリエンスは、困難な状況に直面した際に精神的な回復力を持つ能力を指します。レジリエントな人は、逆境や心的外傷を経験しても、回復し成長する傾向があります。
レジリエンスが起きるためには、不幸や心的外傷を、ゼロ点(不幸と幸福の境界点)にすることが必要です。いつまでも悔いている場合にはレジリエンスは起きにくくなります。
自己効力感: 自己効力感とは、自分自身の能力や資質に対する信念や自信を指します。高い自己効力感を持つ人は、困難な状況でもレジリエンスを発揮することができ、成長の機会と捉えることができるでしょう。
意味づけ: 心的外傷後成長は、個人が経験や苦難に対して新たな、意味づけ・気付き・創造的解決策があると、困難な経験をしても、レジリエンスが発揮されやすくなります。